ー骨盤矯正の痛みはどれくらい？不安をなくすための基礎知識ー

2025.11.21

骨盤矯正で感じる痛みの正体とは

骨盤矯正に興味はあるものの、「痛そうで怖い…」という理由で一歩踏み出せない方は多いです。実際のところ、骨盤矯正の痛みは人によって感じ方が異なりますが、共通して言えるのは「ガマンできないほど強い痛みが続く施術は避けたほうがよい」ということです。まずは、どんなときに痛みが出やすいのかを知るところから始めましょう。

軽い痛みや違和感は「効いているサイン」の場合も

骨盤矯正では、日ごろ使えていない筋肉や、固まってしまった関節まわりにアプローチします。そのため、ストレッチをしたときのようなツーンとしたり、凝り固まった肩を押されたときのような「イタ気持ちいい」感覚が出ることがあります。これは、血行が良くなったり、ゆがみが整っていく過程で一時的に起こるもので、多くの場合は心配いりません。

強い痛み・ビリッとしたしびれは要注意

一方で、「息が止まるほど強い痛み」や「ビリッと電気が走るようなしびれ」が出る場合は注意が必要です。無理な力で骨をボキボキ鳴らすような施術や、症状に合わない矯正を行うと、筋肉や神経を傷めてしまうリスクがあります。我慢せず、その場で施術者にきちんと伝え、必要であれば中止や方法の変更を相談しましょう。

骨盤矯正の痛みを減らすためのポイント

骨盤矯正の痛みをできるだけ抑えるには、「どこで・誰に・どのような目的で施術を受けるか」を事前に確認しておくことが大切です。施術者任せにせず、自分の身体の状態や希望を伝えることで、安心して通いやすい環境を整えることができます。

カウンセリングで不安や希望をしっかり伝える

初回カウンセリングでは、現在の悩みや痛みの有無、過去のケガや病気などをできるだけ詳しく伝えましょう。「ボキボキ鳴らす施術は怖い」「強い痛みは苦手」などの不安も率直に話して大丈夫です。骨盤矯正の痛みの感じ方は個人差が大きいため、施術者が強さを調整できるように事前に共有しておくことが重要です。

施術中は遠慮せずに「痛い」と伝える

施術中に痛みを我慢してしまうと、身体に余分な力が入り、かえって筋肉が硬くなってしまいます。「少し痛いけれど気持ちいい」「ズーンと響く感じ」「鋭くチクッとする」など、感じたことを言葉にして伝えてみてください。コミュニケーションが取れていると、施術者も強さや角度を微調整しやすく、骨盤矯正の痛みを最小限に抑えやすくなります。

施術後のだるさや筋肉痛は数日様子を見る

骨盤矯正のあと、筋肉痛のようなだるさや重さを感じることがあります。これは、今まで使えていなかった筋肉が働き始めた合図のことが多く、2〜3日ほどで落ち着くケースがほとんどです。冷やさず身体を温め、睡眠をしっかりとることで回復を促しましょう。ただし、耐えられない強い痛みや、しびれが続く場合は早めに専門機関へ相談してください。