骨盤矯正は妊娠中にも施術しても大丈夫なのか、注意点も知ろう

2021.10.22

▶︎妊娠中からの変化

女性の骨盤は、子宮や腸を囲い込むように、

そして妊娠中は赤ちゃんのゆりかごの役目を果たしています。

そして出産の時には、赤ちゃんの大きな頭が通れるように、

少しずつ靭帯が緩み、骨盤が開くようになります。

開いてしまったままとなると、囲い込んでいた腸が下へと下がり、

さらに臓器も下がってしまいます。

それによっては、ぽっこりとお腹が出てしまうというように、

スタイルが崩れてしまったり、姿勢が悪く見えたりします。

だからこそ、出産後に骨盤矯正を行うか、補正ベルトを身につけるのがオススメです。

 

 

▶︎妊娠中の痛み

妊娠中には靭帯の緩みがあります。

妊娠中に分泌されるホルモンにより骨盤の開きが問題視されていますが、

妊娠中はお腹も大きくなり、それを支えるために姿勢が変化、腰痛を抱える妊婦さんもいます。

骨盤矯正によって、この腰痛も緩和することができるのですが、

ストレッチで筋肉をほぐすのもオススメとなります。

妊娠中の痛みを緩和するために、骨盤ベルトを身につけることで

お腹の重みを支えることができるので、腰痛を緩和できますよ。

 

 

▶︎妊娠中の骨盤矯正の施術は大丈夫なの？

妊娠中に骨盤矯正という施術はできるのでしょうか。

できるなら、早い段階から開きっぱなしを改善させたいと思うのでしょうが、

出産の準備として骨盤を開かせるのも大事になります。

ムリに骨盤矯正をしてしまえば、

赤ちゃんが産道を通ることが難しくなるので骨盤矯正は産後からが理想的となります。

しかし、腰痛対策として骨盤矯正を妊娠中でも

施してくれる整骨院や整体院などはもちろんあります。

妊娠中でも、痛みの少ない施術により、骨盤矯正を手技を駆使して施してくれます。

施術中の姿勢についても、身体に負担をかけない姿勢を取らせてくれます。

ムリのない範囲で対処してもくれますが、

実際、産後の骨盤は自然に戻ってはくるのでムリに骨盤矯正をすることはないでしょう。

また、痛みがあるのに施術者となる柔道整復師に痛くないと嘘をつくのは避けましょう。

さらに、体調管理ができていない状態で施術を受けるのも避けましょう。

身体のことを一番理解しているのは妊婦さん本人ですから、

コンディションの良い時に利用しましょう。

妊娠中といっても、まだ安定期に入っていないタイミングでは施術が難しくなりますから、

安定期に入って、出産時期となるまでの間で利用し、産後からは定期的に利用すると良いでしょう。