骨盤矯正の効果をキープ、骨盤を立たせるための運動とは？

2023.03.17

身体のバランスを保っている「骨盤」が歪んだり、前傾や後傾してしまうと、コリや痛み、しびれなどの体調に変化が出てくることも…。姿勢も悪くなってしまいます。

そこで、カイロプラクティックによる「骨盤矯正」の出番です。

 

骨盤は正しい位置に置かれ、正しい姿勢になって「骨盤が立っている状態」に導いてくれます。

今回は、骨盤矯正後の骨盤を立てるというキープについてご紹介したいと思います。

 

もちろん、骨盤矯正していない状態でも改善効果に期待もできますので、ぜひ、ご覧になってください。

 

骨盤の歪み

骨盤矯正を受けることにより骨盤が立った状態に戻ります。

特に、骨盤矯正を必要とするのは「産後の身体」です。

 

産後の骨盤の状態は開きが最高潮に達しています。

妊娠中から骨盤を開きやすくするホルモンが分泌されるので、開いてしまうことは必然性のある現象です。

 

しかし、その骨盤を放置してしまうと、身体全体に歪みが生じます。

一般的に、肩こりや下っ腹が目立つぽっこりお腹、ひどい場合には、坐骨神経痛や頻尿の原因にも…。

 

出産後（体調を見て1ヶ月後〜）、すぐにでも骨盤を締める、立たせるカイロプラクティック（矯正）を受けるようにしましょう。

 

骨盤を立てる

骨盤矯正は「骨盤を立てる」ということです。簡単にいえば、骨盤を正しい位置に置くことです。

立ち座り、どちらの場合も骨盤が平行・垂直になっているポジションが正しい位置といわれています。

 

骨盤が立っていない状態というのは、猫背や反り腰になりやすく、姿勢が悪く見えてしまいます。

背筋を伸ばすには、骨盤を立てていなければなりません。

 

骨盤が立っている状態は「恥骨」と「腰骨」が一直線になるので、カイロプラクティックにてしっかり戻してもらいましょう。

 

もちろん、立たせる運動を取り入れるようにすると、今より悪くはならないので、取り入れておくことをおすすめします。

 

運動について

運動とはいっても、誰にでもできるトレーニング・ストレッチ方法になるので、負担なく始められるでしょう。

 

筋肉が衰えていることで、骨盤を支えられなくなっているケースもあるので、適度にスクワットなどの下半身を強化する筋トレも取り入れましょう。

 

運動では、腹筋や背筋を中心に腰回りの筋肉にアプローチするトレーニングを行うことで骨盤を立てやすくできます。

 

大殿筋のトレーニング

骨盤を持ち上げ、後転させる働きがあります。

 

ハムストリングスのトレーニング

座骨から脛の部分まである筋肉で、下半身を支えます。

 

腹直筋のトレーニング

腹筋のことで、骨盤を正面から支えてくれるので、前傾しにくくなります。

 

いかがでしょう。

骨盤矯正を受けることをおすすめしますが、自宅でも手軽にできる骨盤を立たせる運動を取り入れてみると、症状が少しづつでも改善に向かいますので、ムリのない範囲でチャレンジしてみてください。