ー施術を受けて痛い理由は？骨盤矯正の不思議に迫る！ー

2024.02.16

産後に骨盤矯正の施術を受ける女性は増えています。腰痛や肩こり、姿勢の悪さなどの悩みから施術を受けることが多いです。

 

実際、産後すぐに育児を行うことになります。赤ちゃんは泣くことがお仕事ですが、ご機嫌を取るために抱っこしたまま長時間経つというママさんもいるでしょう。

 

赤ちゃんに合わせる体勢を産後すぐから行うため、腰痛、肩こり、猫背などの症状が出てしまいます。

 

手っ取り早い方法として骨盤矯正が提供できます。しかし、気になるのは「痛み」です。この記事では、施術による痛みについて解説していきます。

 

矯正について

矯正と聞くと痛いイメージがある方が大半でしょう。もちろん、痛みがある状態で来院するのですから、痛い施術を行うこともあります。

 

ただし、当院では痛い状態ではアプローチを変えています。

 

痛みが出る状態というのは、元に戻す施術に起きやすいです。軽い症状なら元に戻すのにそれほどチカラは必要ありません。

 

患者本人も軽い痛みであるため、緊張状態ではありません。

 

問題になるのが、筋肉です。

身体が強張っていれば、それだけ痛みに繋がります。緊張状態をほぐすためには血流促進を促すように根本的原因のまわりをマッサージします。

 

遠くからアプローチをかけ、筋肉の緊張状態をほぐしてから、根本的原因に刺激を与えます。

 

また、筋肉だけでなく記憶、長年のクセも痛いに繋がる要因です。

 

特に骨盤矯正をはじめ、カイロプラクティックで矯正を行っても、身体が位置を記憶してしまっています。

 

歪みや痛みが軽い状態で骨盤矯正を受けるのと違い、不具合を起こす状態を長く放置していれば、身体も覚えてしまうのです。

 

何度も繰り返し「正常な位置はココ」と記憶させることが必要です。骨盤の歪みを正常に戻すのには軽い状態であれば痛みも少なく済みます。

 

しかし、長い間放置していると、その歪んだ位置が正常な位置だと身体がご認識。骨盤矯正にて本来の位置に戻そうとする際に痛みや違和感が生じてしまいます。

 

好転反応

筋肉の緊張、クセ以外にも痛い理由として「好転反応」があります。

 

骨盤の歪みが取れて血流が良くなると、溜まっていた物質を排泄しようとするため、倦怠感、頭痛、発熱など不快症状が出ることがあります。

 

また、鈍くなっていた感覚が施術によって研ぎ澄まされ、症状が施術前より悪化したように感じることもあります。これを「好転反応」と呼びます。

 

悪化しているワケではなく、良くなる前触れです。

 

揉み返し

施術を受けたところに筋肉痛のような痛みが生じることもあり、これを「揉み返し」といいます。この場合には、数日で自然に痛みが和らぐことがほとんどです。しかし、不安になるのなら術者にその旨を伝えると良いでしょう。

 

まとめ

骨盤矯正を受けて痛い場合、揉み返しや好転反応、そして筋肉の緊張やクセによる問題が考えられます。

 

術者に痛みに敏感であることを伝えるだけで、アプローチ法を変えて施術を行ってくれます。

 

ソフトタッチでもしっかり効くので、骨盤のみならず、足腰、肩、背中など気になる症状はぜひ、相談ください。