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トップお知らせなぜ、「予防医学」が大切なのか⑵

なぜ、「予防医学」が大切なのか⑵

2019.01.25

日本は戦後、世界でもトップクラスの長寿国になりました。

しかしその一方で「平均寿命」と「健康寿命」に大きな差が生じつつあります。

このことは、要介護の要因になりがちですが、

それを防ぐためにも若い頃から病気の予防に努める必要があります。

今回も、前回に引き続き、予防医学の必要性についてご紹介いたします。

背後に「肥満」の問題

「予防医学」といっても、生活習慣病の予防は、

やはり日々の食事や運動によるケアがベースになります。

「血管の病気」も「ロコモティブシンドローム」も、その背景には「肥満」の問題があります。

厚生労働省の提唱する「健康日本21」でも生活習慣病予防の一環として肥満撲滅を強調しています。

メタボの解消などの肥満対策で、本年度より

「日本人の食事摂取基準」が改訂されて新基準となりましたが、

この中でも肥満防止のためにBMIに関する新たな指標を細かく示しています。

また、高齢者については「フレイル」と「サルコペニア」に留意した摂取基準を示しています。

「フレイル」は「健康な状態」と「要介護状態」の中間状態のことを指します。

「サルコペニア」は骨格筋や筋力の低下を指します。

「フレイル」と「サルコペニア」を予防すると、要介護者も自立できる可能性が高くなり、

社会に参画できるようになると指摘しています。

さらに、新基準では「妊婦・授乳婦、乳児・小児」

についても個別に摂取栄養素の推奨量などを示しています。

生涯健康でいるためには、胎児期から健康や栄養を考える必要がありますが、

「平均寿命」と「健康寿命」の差を縮めるためには、

肥満防止に努めるなど日頃のケアを怠らないことが大切です。

運動習慣・日常活動を見直す

身体活動とは運動と生活活動

1日のエネルギー消費量のうち、50~70%を占めるのが安静時基礎代謝量です。

身体活動によるエネルギー消費量は約20~40%、そのうちの半分は、スポーツとかではない、

生活活動によるエネルギー消費で、「ニート」と呼ばれ、注目されています。

歩行、家事、子供と遊ぶなどの日常の活動は、運動強度としては軽めの

ウエイトトレーニングやゴルフ、バドミントンといったスポーツに相当します。

普段からエレベーターを使わない、ちょっとした距離は乗り物に乗らずに

歩くなど特別に運動の時間を設けずとも、

日常動作の積み重ねでニートを増やすことができますし、肥満改善効果も望めます。

 

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