骨盤矯正は生理中に受けられる？悪化する可能性をチェック

2023.03.24

骨盤の歪みによくある症状としては、左右の脚の長さが違ったり、片方の肩だけ下がっていたり、下半身にむくみが起きます。それだけでなく、生理不順や重い生理痛も症状のひとつにあります。

 

そこで今回は、骨盤の歪みと生理痛の関係についてご紹介するとともに、生理中に施術を受けても良いのかについて合わせて説明させていただきます。

 

生理中に骨盤が緩む

出産を経験された女性ならご存知でしょうが、「プロゲステロン」というホルモンは、骨盤を緩める作用があります。

これは生理中にも起こるのですが、排卵後にプロゲステロンの分泌が始まり、骨盤が開き始めます。

 

生理2～3日目で最も骨盤が緩むといわれています。もちろん、プロゲステロンの分泌はそこがピークで、そこから自然に骨盤が引き締まっていき、また次の排卵には緩むを繰り返します。

 

では、骨盤の歪みは生理中にどのような問題につながるのかを見ていきましょう。

 

骨盤にぶら下がっている状態となるのが「子宮」です。何らかの影響によって骨盤が歪むと、子宮が引っ張られたり圧迫されます。

 

骨盤内の血流が滞ることにより機能障害を起こしてしまいます。

 

本来骨盤は、女性器を守る役割を持っているのに歪んでしまうことで子宮に大きな負担を与えてしまいます。

結果的に生理不順や生理痛を起こすことにも…。

 

骨盤矯正を受けるには

生理中の骨盤矯正を受けることは可能です。

しかし、骨盤矯正によって筋肉が解れて、代謝が良くなることによって一時的に経血量が増えることも。

 

ナプキンからの経血の漏れも心配になるので、生理用品を多めに持参したり夜用ナプキンを使用するなどして施術を受けるようにしましょう。

 

また、生理中は同じ骨盤矯正の施術であっても、少々痛く感じる場合もあります。体がデリケートなために、少しの刺激にも敏感です。

 

いつもよりだるさを感じるなら施術を中断しましょう。生理中でなおかつ、生理痛がつらい場合も、我慢して施術を受けることはNGです。

 

骨盤矯正はあくまでも体の調子を整えるために行うものです。

体調が悪いときに無理をして施術を受けてしまうと、逆に体調が悪化してしまう可能性もあります。

 

おわりに

骨盤矯正によって体調不良などを改善させることは可能です。

 

しかし、ご自身の体調を優先することも大切です。カイロプラクティックサロンでは予約変更も受け付けていますから、不安があるなら連絡を入れて万全な状態で施術を受けましょう。